秦野市がどんなところか知らなかったですが、
「お蕎麦美味しいところじゃなかった?」と言われた一言で調べて行ってみることに。
古民家を改装した雰囲気のある名店「手打ちそば くりはら」では
お蕎麦そのものの美味しさを味わうことができました♪
古民家を再生した、味のあるお蕎麦屋さん
初めての土地だったので、カーナビで目的地設定をして向かいました。
山々を超え、秦野の豊かな自然に囲まれた住宅街をゆっくり進んでいくと、突如看板が出現!
オープンの11:30から10分後の到着となりましたが、駐車場には何台かすでに停まっていました。
石畳の先に、風情ある建物。この時点で期待が膨らみます。
引き戸を開けると、木の温もりがある良い意味で田舎らしい店内。
2席ほどまだ空きがあり、運よく着席しましたが、まもなく満席となりました。
相席しているテーブルもあるくらい人気のお蕎麦屋さんです。
こだわりの十割・手打ち蕎麦
こちらのメニューは、全てが石臼挽きで十割・手打ちのお蕎麦。
水が美味しいところはお蕎麦が美味しい。
メニューは色々選べるので迷いましたが、
春がきたということで、季節のおすすめ「セリせいろ」を注文。
せいろは数量限定で手挽きに変更することができます。(手挽き変更100円)
なのでお蕎麦も大盛りにして手挽きへ変更。(大盛り300円)
届いたセリせいろは見た目もとても美味しそう!!
自作の石臼を手で挽いており、少しざらっとした感じがたまらない。
弾力があり、そのままのお蕎麦の風味を味わえます。
つゆをつけずにそのまま食べ続けても良いくらい笑。
季節のお蕎麦のもう一つ、「くるみ汁せいろ」はこんな感じでたっぷり!
少し分けてもらいました。
鬼ぐるみをふんだんに使ったくるみ汁は、やさしい甘みがあってまろやか。
さっぱりしたセリせいろと、甘みのあるくるみ汁が対照的で
とても良い注文ができました♪
最後はそば湯で締め。とろっとしたそば湯はほっとするやさしい風味です。
一品料理などお蕎麦以外も楽しめる
そば殻灰での手作りこんにゃくも一緒に注文。
自家製のお醤油とわさびで食べます。
手作り感のある見た目と食感が楽しく、こんにゃくってこんなに美味しいのか、
と少し感動しました。
ぷるぷるのお刺身こんにゃく、おすすめです。
自家製の漬物はサービスでついていました。
販売もされているのでお土産に買うこともできます。
店主が「なんでもやってみたくなる性格」とのことで、
お蕎麦の栽培から石臼作り、こんにゃくやお醤油なども自作だとか。
丁寧に作り上げたこだわりのお蕎麦やお料理なので、どれを食べても美味しさ間違いなしですね。
もし近所にこのお店があったら、そばがきと日本酒も味わってみたい!
神奈川県秦野市は名水の地
秦野市は神奈川県西部に位置し、横浜からは車で約1時間の距離。
北に丹沢山地、南には渋沢の丘陵が東西に走っており、神奈川県唯一の典型的な盆地。
市内にはたくさんの名水スポットがあり、湧水を汲める場所も紹介されていました!
なんと、環境省による名水百選選抜総選挙で、
「美味しい秦野の水〜丹沢の雫〜」がおいしさ部門で全国第1位に輝いたという実績があります。
秦野市には、他にもたくさんの美味しそうなお蕎麦屋さんがいくつもあるので、
やっぱり、お水が美味しいところには香り高い美味しいお蕎麦屋さんが多いですね。
まとめ:新たに神奈川の見どころ発見!!
秦野に行こうと思ったのも、本来はいちご狩りをしようと思い立ったからなのですが、予約できず断念。
ついでに周辺を調べていたところ、山北町に洒水の滝という観光スポット(?)を発見し、
その後秦野市のお蕎麦を食べよう、というコースを思いつき出会えたお店でした。
それにしても美味しいお蕎麦だったので、お蕎麦を食べにだけ秦野市に行く価値もあると思っています♪
絶対にリピしたいお蕎麦屋さん。お出かけの際はぜひ候補に入れてみてくださいね。
車でなら小田原市も近い(3~40分)ので、ドライブがてら小田原城に行ったり観光も楽しむことができますよ。
<手打ちそば くりはら>
神奈川県秦野市渋沢2098
《営業時間》
11:30~15:00(L.O)
14:30以降は売り切れ仕舞い
定休日:月火金(祝日営業 振替休日あり)
HP:https://sobakurihara.studio.site