横浜から、すこしだけ西へ。
電車でも車でも気軽に行ける箱根は、年末の慌ただしさをふっと忘れさせてくれる、心強い癒しスポットです。
2024年の年末、一年の疲れをじんわりほどきたくて、日帰りで箱根へ行ってきました。
向かったのは、江戸の昔から続く甘酒茶屋、賑わいの湯本商店街でお土産さんぽ、
そして仕上げに源泉掛け流しの温泉――
横浜から日帰りでも、こんなに満喫できるんだ♪と思った一日のレポをお届けします。
箱根って、横浜からどれくらい?日帰りで満喫できる近場の癒し
横浜から箱根湯本までは、電車でだいたい1時間半ほど。
ロマンスカーを使えばもっと早く、車でもそれほど遠くない、絶妙な距離感です。
「ホテル予約までは…でも、温泉とおいしいものは欲しい」という気分の日に、ぴったりなおでかけ先♪
朝早くに出発して、夜には横浜に戻れる――そんな箱根日帰り旅の流れを、順番にご紹介していきます。
江戸の昔から続く「甘酒茶屋」で、一日のはじまりをほっこりと
最初に向かったのは、箱根湯本から車で20分ほどの山道沿いにある、『甘酒茶屋』さん。
山道の先に佇む、風情ある茶屋

うねうねした山道をのぼっていくと、ふっと見えてくる「甘酒茶屋」の幟。
茅葺きの店構えは、まるで江戸時代の旅籠のような佇まい。

扉を開けたら、ふわっと囲炉裏の匂いが漂ってきました。
囲炉裏のある店内で、甘酒と力餅を

注文を済ませて席につくと、店内は囲炉裏を囲むテーブル席とお座敷の構造。
寒い年末だったので店内は混み合っていましたが、囲炉裏のそばがちょうど空いていてそこに着席。
火は消えていましたが、その雰囲気だけでもう特別感がありました♪

注文したのは――
- 甘酒 500円
- 力餅(いそべ・くろごまきなこ/各2個入り) 600円

ほどなくして運ばれてきたお餅は、柔らかくてもっちもち。
いそべは醤油のしょっぱさがたまらない昔ながらの味、
数量限定のくろごまきなこはしゃりっと甘くて、これが本当においしい。
付け合わせのお漬物が、また絶妙にいい味を出していて♪
帰り際、隣のお客さんが頼んでいた味噌おでんがすっごくおいしそうで、
「あれも食べればよかった〜」と少し後悔したのは、いいオチですね笑
「飲む点滴」と呼ばれる、栄養満点の甘酒

そして本命の甘酒。
砂糖不使用の、麹からくる優しい甘さです。
ひとくち飲むと、お腹のあたりがじんわりあったかくなって、ポカポカがしばらく続くのが分かります。
「飲む点滴」と呼ばれるほど栄養満点で、年末で疲れた体にすうっと染みていく感覚。
茶屋について

ちなみに甘酒、もともとは山歩きの栄養補給として親しまれた飲み物で、夏に飲まれていたそう。
神社で年始に振る舞われる印象が強くて、すっかり「冬の飲み物」だと思っていたので、ちょっとびっくり。
雪が降ると行くのが難しい立地なので、夏にもまた訪れたいお店です。
そして注意点をひとつ。
囲炉裏のすぐそばに座っていたら、髪の毛に煙の匂いがしっかりついてしまったので、
匂いが気になる方は囲炉裏から離れた席か、外の席を選ぶのがおすすめです。
訪れる前に|甘酒茶屋の基本情報
- 住所 〒250-0314 神奈川県足柄下郡箱根町畑宿 二子山 395-28
- TEL 0460-83-6418
- アクセス 箱根登山バス「甘酒茶屋」下車すぐ
- 営業時間 7:00〜17:30(L.O.17:00)イベント時は延長あり
- 駐車場 あり(無料)
最新情報は、お店の公式サイトをご確認ください。
https://www.amasake-chaya.jp/index.html
箱根湯本商店街でお土産さんぽ
甘酒で温まったあとは、湯本駅のほうへ戻ってお土産巡り。
歩くだけでも楽しい湯本商店街、今回は4軒まわってきました♪
手焼き堂|焼きたての香ばしさが並ぶ煎餅店
以前から好きで、今回ものぞいたのが『手焼き堂』さん。
SNSでも人気で、焼きたての煎餅やお団子を買う列ができている人気店。
今回は袋入りのお土産目的だったので、行列に並ばずさっと購入できました。

買ったのはザラメ2袋と黒胡椒。
ザラメの甘じょっぱさは、何度食べても新鮮でクセになる味。
黒胡椒のほうは、ピリッとアクセントがあって、お酒のお供にもぴったりでした♪
籠屋清次郎|冬限定の蟹棒は腹ごしらえに
毎回必ず寄っているのが『籠屋清次郎』さん。
こちらも常に行列ですが、回転がはやくて並んでもすぐ買えるのがありがたいところ。
腹ごしらえに買ったのが、冬限定の蟹棒。

ほかほかぷりぷりで、本当においしい!
2回並ぶリピーターのお客さんもよくいるらしくて、納得の人気でした♪
村上二郎商店|昭和20年創業の老舗梅干し専門店
今回はじめて立ち寄ったのが、『村上二郎商店』さん。

昭和20年創業の老舗梅干し専門店で、店頭では試食もできるので、自分の好きな味を選びやすい。
甘いタイプも気になりつつ、結局選んだのは昔ながらのしょっぱい梅干し(塩分12%)。

帰宅後、白いご飯にのせて食べたら、もう最高においしくて。
2週間後に風邪をひいたとき、お粥にのせた梅干しの体に染みる感覚は今でも覚えています。
ついでに買った生姜味噌漬けも、シンプルでクセになる味。
細かく刻んで、日本酒のおつまみにもよさそうです♪
▼通信販売もしているそうなので、リンクを貼っておきますね。
https://www.ajipittari.com
山安|小田原の干物が湯本で買える直営店
最後に立ち寄ったのが、小田原の老舗干物店『山安』さん。

実は2024年11月に、湯本にあった旧「山里土産店」が、山安直営店としてリニューアルオープンしたんです。
イカ・ほっけ・ノドグロ・あじ・塩辛など、たっぷり買い込みました♪


店員さんに教えてもらった豆知識――
魚焼きグリルがなくても、フライパンにクッキングシートを敷いて焼けば、焦げつかずにおいしく食べられるそう。
これ、ほんと知っておいてよかった情報です。
店頭には試食スペースもあって、その場で焼きたての干物を食べられるので、気軽に立ち寄れますよ♪
源泉掛け流しの「吉池旅館」で湯けむりに包まれる
お土産でぱんぱんになった袋を抱えて、最後に向かったのは『吉池旅館』さん。
湯本駅から徒歩圏内で、自家源泉100%掛け流しの温泉旅館。
立ち上る湯煙にも、もう風情がたっぷり♪

古代檜の総ひのき風呂、露天風呂は貸切状態
年末で宿泊客が多かったからか、館内はそれなりに混んでいたけれど、湯船にはゆったり浸かれました。
私のお気に入りは、古代檜を使った総ひのき風呂。
森林浴のような神経のほぐれ方で、ふぅっと深呼吸してしまうリラックス感です。
そして露天風呂はほぼ貸切状態!
源泉の流れる音を聴きながら、庭園を眺めて湯に浸かる時間――もう、最高の癒しでした。
今回は時間がなくて寄れませんでしたが、池泉回遊式庭園「山月園」もあり、
ゆっくり散歩を楽しむのも楽しいですよ。
訪れる前に|吉池旅館の基本情報
- 住所 〒250-0311 神奈川県足柄下郡箱根町湯本597
- TEL 0460-85-5711
- アクセス 箱根湯本駅から徒歩で約7分
- 駐車場 あり
- 利用料金 日帰り入浴 大人:2,200円 子供:1,650円 (税込)
タオルは要持参(有料でレンタルあり)
詳細・最新情報は、公式サイトをご確認ください。
https://www.yoshiike.org/
こんな人におすすめ
- 横浜から日帰りでさくっと癒し旅をしたい人
- 温泉と食べ歩き、お土産買いを1日で楽しみたい人
- 江戸時代から続くお店やレトロな雰囲気が好きな人
- 年末年始の慌ただしさをほどきたい人
- 冬の温泉でじんわり温まりたい人
特に、「ホテル予約まではしないけど、ちゃんと癒されたい」という気分の日に、ちょうどいい一日になるはずです♪
まとめ|横浜から日帰りでも、心身ぎゅっと癒される箱根時間
横浜から1時間ちょっと、箱根は日帰りでも十分に満喫できる癒し旅先。
江戸の昔から続く甘酒茶屋で囲炉裏ばたごはん、湯本商店街でお土産さんぽ、最後は源泉掛け流しの温泉――。
ぜんぶ詰めても、朝から夕方までで一日コースになります。
注意点としては、湯本商店街のお店は17時台に閉まるところが多いので、お土産は早めに動くのが正解。
近場でちょっとリフレッシュしたい日に、ぜひ箱根まで足を伸ばしてみてください♪
▼横浜の街もゆっくり歩きたい日はこちら
きっと、慌ただしい日常が、ふっと落ち着いてくれるはずです。
